第4回鮮鶴平和賞授賞式 創設者特別賞に潘基文氏


セネガル大統領 マッキー・サル氏 賞金をアフリカ基金に
ルーテル世界連盟前議長 ムニブ・ユナン牧師 宗教指導者の役割強調

 世界平和や紛争解決、環境保全などに貢献した個人や団体を表彰する「鮮鶴平和賞」の第4回授賞式が5日、韓国京畿道の国際展示場「KINTEX」で開かれ、セネガルのマッキー・サル大統領とルーテル世界連盟前議長のムニブ・ユナン牧師が受賞した。また「創設者特別賞」が、前国連事務総長の潘基文氏に贈られた。

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(左から)鮮鶴平和賞授賞式で韓鶴子総裁と記念撮影に応じる特別賞を受賞した潘基文前国連事務総長と洪一植・鮮鶴平和賞委員会委員長=5日午前、韓国高陽市のKINTEX(森啓造撮影)

 サル氏は2012年の大統領当選から、既得権の廃止や大統領任期の短縮をはじめとする行政改革や教育改革を推進してきた。授賞式には代理で同国のアマドゥ・バ外相が出席。サル氏はビデオメッセージで「平和と人類の兄弟文化をつくりなさいという奨励の意味と考えている」と語り、「この賞をセネガル国民にささげる。賞金をすべてアフリカ連合平和基金に寄付する」と表明した。

 ユナン牧師は40年以上にわたって、中東地域でユダヤ教、キリスト教、イスラム教間の理解促進に取り組んできた。受賞に当たり、「平和は性別、人種、宗教に関係なく、相手の尊厳を尊重することに懸かっている。私たちは神の下の一つの家族だ」と述べ、世界平和実現へ向けた宗教指導者の役割の重要性を強調した。

 これに先立ち、「創設者特別賞」の授賞式が行われた。故文鮮明師の生誕100周年を記念して制定されたもので、潘基文前国連事務総長が受賞。在任中の、気候変動をはじめとする環境問題への取り組みが評価された。

 受賞者にはメダルと盾、50万ドルの賞金がそれぞれ贈られた。授賞式には約100カ国から5000人余りが参加した。