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学力テストの成績上位県で目立つ家庭での生活習慣


学力テストの成績上位県で目立つ家庭での生活習慣

家で学校の授業の復習をしている/今住んでいる地域の行事に参加している

 文部科学省が4月に実施した「全国学力・学習状況調査」の結果が公表されたが、今回も秋田県や福井県が成績上位だった。

 同時に行われたアンケート調査では、学習や生活習慣などを聞き、正答率との関係も調べている。この中で秋田が目立つのは「朝ごはん」「就寝、起床」などの生活習慣の規則正しさと共に「家庭での学習習慣」だ。「家で、自分で計画を立てて勉強する」(小学生…全国平均26.0%、秋田42.1%)、「家で授業の復習をする」(小学生…平均21.9%、秋田63.8%、中学生…平均17.5%、秋田47.4%)など、全国平均を大きく上回っている。

 授業以外の平日や休日の勉強時間が3時間以上の生徒は全国平均よりむしろ少ないが、1~2時間という生徒は多く、授業以外に1日1時間以上勉強している生徒は秋田が9割以上、全国平均は6割台にとどまっている。

 秋田や福井は三世代世帯の割合が高く(全国平均7.1%、秋田16.4%、福井17.5%)、家庭の力が学力向上に寄与していると言われる。また、両県の学力向上に地域とのつながり、連携が大きな役割を果たしているとの声もある。実際、「住んでいる地域の行事に参加している」(小学生…平均37.7%、秋田51.2%、福井56.6%)などでも両県は高い割合を示している。