世界日報 Web版

Date archive for 1月, 2019

イノベーション力、独裁下で欠落する創造性

米中新冷戦 第2部 中国・覇権への野望 (10)  中国の「赤いシリコンバレー」と呼ばれる深圳市の技術開発力が大きな評価を得ている。確かに世界シェア7割を占めるドローン企業DJIや顔認証や音声認証ソフト、人工知能(AI)…

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比で違法就労中国人増加

 フィリピンで中国人労働者の急増が問題となっている。親中外交を推し進めるドゥテルテ大統領により、フィリピン国内に進出する中国企業が増加しており、合法的な労働者だけでなく違法就労を目的に入国する中国人も後を絶たない状態だ。…

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EU離脱案否決、合意なき離脱は英の凋落招く

 英議会下院は欧州連合(EU)離脱合意案を、賛成202、反対432の大差で否決した。  最大野党・労働党提出のメイ内閣への不信任決議案は否決されたが、離脱期限が3月末に迫る中、「合意なき離脱」に突入する恐れが増してきた。…

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永井荷風(1959年没)の日記「断腸亭日乗」…

 永井荷風(1959年没)の日記「断腸亭日乗」の昭和19(1944)年3月24日の部分にこんな記述があった。「開戦以来現代民衆の心情ほど解しがたきものはなし」というのがそれだ。太平洋戦争後期の記事で、日本の旗色がよくなか…

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ブラジル新政権、期待が反発上回る現状

 南米の大国ブラジルで今月1日、民主化後初の本格的な保守政権が誕生した。過激な発言や政策から「極右」と呼ばれるジャイル・ボルソナロ大統領(63)だが、ブラジル国内での期待度は決して低くない。(サンパウロ・綾村悟) 相次ぐ…

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首都で急増するネズミ

地球だより  米国の首都ワシントンでは、公園など街の至る所に野生のリスがいるのを見掛ける。しかし、近ごろ急速に増えているのは、同じ齧歯(げっし)類でも害獣とされるネズミだ。  こうしたネズミうちの1匹は先月、ホワイトハウ…

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4者会談攻勢に出た金正恩委員長

韓国紙セゲイルボ 中国加え3対1の構図狙う  金正恩朝鮮労働党委員長は新年の辞で、20年前の「1997年4者会談」カードをこっそりと持ち出した。「休戦協定の当事者との緊密な連携の下に、朝鮮半島の現休戦体制を平和体制に転換…

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続く医学界の日猶師弟交流

獨協大学教授 佐藤 唯行 秦、志賀、野口らを教導 世界水準の偉業、今後も期待  明治日本を代表する医学者の中にはユダヤの恩師に育てられたことで世界水準の偉業を成し遂げた者が少なくない。梅毒の特効薬サルバルサンの開発に成功…

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祖父母教育プログラム

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  「子供の入試に成功しようとするなら、母親の情報力、父親の無関心、祖父の財力が必要だという言葉がある。近ごろは“祖母の運転の実力”が一つ追加された」  祖母と祖父が孫の育児を越えて教…

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先端技術競争、世界の命運握る「量子」

米中新冷戦 第2部 中国・覇権への野望 (9)  昨年10月4日、ペンス米副大統領のハドソン研究所演説は鮮烈だった。  「中国は先端軍事計画など米国の技術を盗み、陸海空、宇宙における米国の軍事的優位を脅かす」と糾弾し、「…

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平成最後の歌会始

皇居「松の間」 「光」お題に  新年恒例の宮中行事「歌会始の儀」が16日午前、皇居・宮殿「松の間」で行われた。平成最後となる今年のお題は「光」。天皇、皇后両陛下や皇太子殿下、皇族方のほか、天皇陛下から招かれた召人(めしう…

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中国が台湾武力統一実行も 米国防省報告書

宇宙、サイバー戦開発にも警鐘  米国防総省の国防情報局(DIA)は15日、報告書「中国の軍事力」を公表した。中国が「国威発揚」の一環として軍の近代化を進め、米国と同盟国との軍事力の差が急速に縮まっていると強調、軍事的優位…

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韓国大統領の「元徴用工」発言に公明党の山口代表ですら批判を展開

◆解決の責任は韓国に  いわゆる韓国人「元徴用工」の訴訟をめぐる韓国最高裁判決によって生じた韓国の国際法違反状態。その是正を求める日本に対する文(ムン)在寅(ジェイン)韓国大統領の年頭会見発言(10日)が、険悪と言われる…

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都内のホテルで、俳人協会による「新年の…

 都内のホテルで、俳人協会による「新年の集い」が開かれた。これは協会員を対象とする第25回俳句大賞と第2回新鋭俳句賞の表彰式を中心とした行事で、新年を飾るにはふさわしい会だ。  6581句の応募の中から俳句大賞に選ばれた…

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日露条約交渉、北方領土でゼロ回答は論外だ

 日露平和条約締結に向けた安倍晋三首相とプーチン大統領との首脳会談を前に行われた日露外相会談で、ラブロフ外相は北方領土の主権問題は議論せず「北方領土」の呼称も受け入れないと主張した。戦後に区切りを付ける平和条約交渉で、旧…

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習近平 国家主席(中華人民共和国)

対決の行方、本当の勝負は安全保障

米中新冷戦 第2部 中国・覇権への野望 (8)  「米中新冷戦」の背景や展望を米国側から探った第1部に続き、第2部では中国を軸足に論じていく。(編集委員・池永達夫)  米中新冷戦が長期戦となるか、短期戦となるか、識者によ…

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県民投票で問う「辺野古沖の埋め立て」の賛否

「辺野古」県民投票 「安保」要の宮古島、宜野湾、石垣、沖縄、うるま市が不参加

 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古沖の埋め立ての賛否を問う県民投票(2月24日実施)は2月14日の告示まで1カ月を切った。ただ、安全保障面で深く関わる五つの市が不参加を表明しており、県内有権者の約3割が投票でき…

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勤労統計不正、ルールの無視は言語道断

 厚生労働省が毎月勤労統計調査を誤った手法で実施していたことが分かった。雇用保険や労災保険などで総額約567・5億円の支払い不足が発生し、対象者は延べ2000万人に上るという。 失業給付などで過小給付  毎月勤労統計調査…

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新駅の名称に「てだこ」

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  JR山手線(東京都)の新駅の名前がこのほど、「高輪ゲートウェイ」に決まった。これには全国的な注目を浴び、鉄軌道がない沖縄県民の間でも、かなり話題になっている。  どうしても現場を視…

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減少する欧州の先住民 Natives in decline

 ヨーロッパの先住民の人口が減少するにつれて、彼ら先住民は、さまざまな国、時には、敵対する国々からの移民によって、ますます多く取って代わられている。多くの欧州人を悩ませている長年の疑問は、大事に培われ、世界に大いに貢献し…

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《亡くなった哲学者、梅原猛さんの『隠された…

 《亡くなった哲学者、梅原猛さんの『隠された十字架』は、法隆寺を聖徳太子の怨霊を鎮めるための寺と説いて衝撃的だった。文章も熱を帯び、読みながらぐいぐいと引き込まれたのを覚えている。  その中で梅原さんは、法隆寺の中門の柱…

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カトリック教国でなくなる時

地球だより  アルプスの小国オーストリアはフランス、スペイン、ポルトガル、イタリアなどと共に欧州の代表的カトリック教国だ。そのオーストリアのカトリック教会の信者総数は昨年12月31日現在、約505万人で前年の511万人よ…

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仏の黄色いベスト抗議運動、国民の55%が運動継続望む

 フランス・マクロン政権への黄色いベスト抗議運動は、クリスマス休暇に一旦参加人数が減ったものの今月5日には盛り返し、2カ月を超えた。政府は抗議運動の鎮静化のために、今年の増税策を取り下げ、最低賃金引き上げなど妥協の姿勢を…

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