
防波堤の仕組みや船の操縦学ぶ
「うわ、波きた!」
水槽の中で大きな波が起こると、男の子はブロックで作った防波堤を見つめ、「すげー!」と感嘆の声を上げた。装置で波を発生させ、防波堤がどう町を守っているのか、その仕組みを紹介する展示だ。
海洋都市横浜の海を舞台にした子供向けの体験型イベント「海洋都市横浜うみ博2026」が8、9日に横浜市内で開催された。今年で11回目を迎え、研究機関や企業、大学、行政なども参加。テーマは「ひろげよう、きみだけの地図を」で、船や海の仕事、環境などに触れて学べる体験が並び、訪れた子供たちの笑顔でにぎわっていた。

目玉の一つは、国内外を運航する外航船の現役船員から船の上での仕事を学べるコーナーで、子供たちは操船シミュレーターで船の操縦にも挑戦していた。また、7000台もの車を積める自動車専用船「ELDER LEADER」の船内見学も実施された。
横浜市港湾局の清掃船「蒼海丸」の模型を操縦する展示では、海に浮かぶごみに見立てたカプセルを回収する体験も。参加した男の子の母親は「夢中になって船を動かす楽しそうな姿が見られてよかった」と笑顔で話した。

カヌーに乗ってボールを取り合う「カヌーポロ」では、子供たちが水上スポーツを楽しんでいた。横浜に1台しかない横浜市消防局の「水難救助車」の見学では、救助用ヘルメットをかぶったり、実際の装備に触れたりすることもできた。
(文と写真・山田芙珠美)







