
茶の湯のもてなし文化に焦点を当てた特別展「美を味わう―懐石のうつわと茶の湯」が7日、静嘉堂文庫美術館(東京都千代田区)で開かれる。懐石に用いられる器や茶道具を通じて、茶事の流れや美意識を紹介する。
懐石は、正式な茶会で抹茶の前に出される料理で、「もてなし」の心を体現するものとされる。こうした文化を背景に、本展では塗物や向付(むこうづけ)、鉢など同館所蔵の器を一堂に展示する。さらに、懐石の後の茶席をイメージし、千利休や豊臣秀吉にゆかりの茶道具の名品も並ぶ。
同館の安村敏信館長は「それぞれの器に何を盛るか、どんな食材が合うかを考えながら鑑賞し、器の趣や多彩なデザインを味わってほしい」と話す。入館料は一般1500円、大高生1000円、中学生以下は無料。会期は6月14日まで。






