トップ文化山の上ホテル/東京都千代田区 戦後、作家や文化人に愛された

山の上ホテル/東京都千代田区 戦後、作家や文化人に愛された

山の上ホテル

東京都千代田区神田駿河台にある山の上ホテルは、戦後、作家や文化人に愛されたホテル。池波正太郎、尾崎士郎、檀一雄、舟橋聖一、山口瞳などが利用し、またオリンピックなど大規模大会開催時には、国内外のアスリートたちが宿泊。

しかし2024年2月に休業。同11月には学校法人明治大学がその土地と建物を取得して、現在は営業されていない。

この建物の創業者は明治大学校友の佐藤慶太郎で、財団法人佐藤新興生活館の本部ビルとして1937年に建設された。佐藤は多くの慈善事業に取り組んだ人で、1926年に開館した東京府美術館(現・東京都美術館)もその一つ。

敗戦後、この建物を連合国軍総司令部(GHQ)が使用し、「HILLTOP HOUSE」と呼んでいた。

52年佐藤新興生活館の後身、財団法人日本生活館に返還され、54年山の上ホテルの創業者吉田俊男が同協会から建物を借りてホテルの営業を開始した。ホテルの名称は「HILLTOP」に因(ちな)んで名付けられた。

休業前には多くの人々が記念写真を撮っていたという。

(増子耕一、写真も)

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