
福島県郡山市のこおりやま文学の森資料館で、開館25周年記念特別企画展『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂へようこそ』が開催中。子供たちに人気の児童小説シリーズの世界が楽しめる。
「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」は2013年から刊行されている児童小説シリーズで、銭天堂という謎の駄菓子屋を訪れた客が、店主・紅子が勧める駄菓子を食べ不思議な体験をするという物語。作者・廣嶋玲子、挿絵はjyajya。全国学校図書館協議会選定図書で、22年には第3回「小学生がえらぶ!〝こどもの本〟総選挙」で第1位となった。24年6月時点でシリーズ累計発行部数は国内で450万部、全世界で850万部を突破している。
展示会では店主・紅子の等身大パネルが設置され、銭天堂のカウンター、小説に登場する人気駄菓子の立体造形を展示。廣嶋さんのインタビューやjyajyaさんの原画なども展示されている。招き猫たちのフォトスポットもある。館内を巡って六つのスタンプを集めると、オリジナルしおりがもらえる。
期間は9月7日まで。観覧時間は午前10時から午後5時。月曜休館(月曜が祝日の場合は翌日)。入場料は一般200円、高校・大学生100円、中学生以下と65歳以上は無料。





