トップ文化童画家・武井武雄展 郡山市立美術館 幻想的作品など300点展示

童画家・武井武雄展 郡山市立美術館 幻想的作品など300点展示

童画家・武井武雄展 郡山市立美術館

大正から昭和期にかけて活躍した童画家、武井武雄の作品を集めた企画展が福島県郡山市立美術館で開かれている。

代表作「星曜日」や「ふしぎな村」など水彩・クレヨンで描かれた童画や版画の作品、刊行本など約300点を展示。幻想的で優しいタッチで描かれた色とりどりの作品群を楽しむことができる。

武井武雄は「子どものための芸術こそ、本物の芸術でなければならない」との想いで「童画」というジャンルを発案。童話の挿絵でしかなかった子供向けの絵を芸術の域にまで高めた。童画家として活躍する一方、版画や玩具デザイン、本自体を芸術作品と捉えた「刊本作品」を発表するなど多彩な活動を行った。

27日には武井武雄の生涯と作品を紹介する講演会が行われ、武雄の故郷にあるイルフ童画館(長野県岡谷市)の山岸吉郎館長が講演。武雄が関わった児童雑誌「コドモノクニ」の表紙絵や挿絵を「モダンでシュールな感じできれいな絵を描いている」とし、武雄は「本をひとつの芸術とみなしてやっていこうとした」ことなどを解説した。

会期は6月22日まで。学芸員によるギャラリートークや「武井武雄とモダン・キッズの世界」「武井武雄と版画」などの美術講座も開かれる。

(長野康彦)

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