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年末の帰省ラッシュが続いている。…


 年末の帰省ラッシュが続いている。だが、日本海側では冬型の気圧配置が強まったため大雪となる所が出ており、東北や北陸などへ向かう航空便の欠航や鉄道の遅れで帰省の足が乱れている。

 こうした中、昨日山形新幹線と乗用車が衝突し、乗用車に乗っていた女性1人が死亡。この事故で、新幹線は福島-新庄間で上下線とも一時運転を見合わせた。

 今、日本海側各県に向かう新幹線には秋田新幹線、山形新幹線、上越新幹線などがある。冬場はダイヤが乱れがちで、降りてからの交通手段にも限りがある空の便に比べ、新幹線は重宝されている。

 2015年春には長野新幹線が金沢まで延長され、北陸新幹線として開業する予定だ。延伸に向け、既に豪華座席の「グランクラス」を備える新型車両「E7系」が開発された。

 ファンの期待に応え、14年春には長野新幹線に一部投入される見込みだという。「人が動くことは地域が元気になる原動力。首都圏と北陸を行き来する人数を倍増させたい」(JR東日本の冨田哲郎社長)。

 人の移動には交通機関が必要だし、移動し交流が盛んになればその地にサービス業はじめ各種産業が生まれる。人の動きが活発にならないと世の中は活性化しない。

 今や新幹線は日本列島を行き来するのになくてはならない交通手段だ。雪国に向かって力強く肢体の神経のように伸びていこうとするプロジェクトに希望を感じる。