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大型連休が始まって、熊本地震の被災地では…


 大型連休が始まって、熊本地震の被災地では住宅の片付けなどボランティアの活動が本格化している。そんな中、昨日は午後3時すぎに大分県中心部を震源とする震度5強の地震があった。

 今回の地震の最大の特徴は、余震の数が極めて多いことだ。震度1以上の体に感じる地震は1050回を超えている。

 「今回のような地震活動があるということは、初めて認識した」と、気象庁の青木元・地震津波監視課長が会見で思わずつぶやいたほどだ。余震がなかなか収まらないことが、車やテントでの避難生活を強いている。

 とくに車で寝泊まりを続ける人には、エコノミークラス症候群の発症が心配だ。避難所などで発症する危険もあるというから、散歩など適度な運動をして注意してもらいたい。

 昨日の震度5強の地震を受け、青木課長は「活発な地震活動が続いており、当分の間、最大震度6弱程度の揺れに注意していただきたい」と語っている。ボランティアに参加している人たちも、今後このレベルの地震が起きる可能性があることを念頭に、ヘルメットの着用はもちろん、自身の身の安全に十分注意して活動してもらいたい。

 ボランティア希望者については、熊本市を除き5月8日までの間は、九州や熊本県内の在住者に限定している所が多いようだ。今回の地震との戦いは、長期戦となることが予想される。ボランティア活動も、長い目で見た展開が願われている。