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福島県のJR郡山駅に着くと改札口にテレビ…


 福島県のJR郡山駅に着くと改札口にテレビがあり、三春の滝桜が実況中継されていた。今月19日のことだが、桜の老木を囲むように観光客の行列ができていて、車の渋滞は3~4時間とのこと。

 郡山駅から40分もあれば着く所だが、開花中は毎日この状態であるという。三春へは行かず、会津方面をドライブしてきた。猪苗代町は標高が500㍍を超えるせいか肌寒く、桜はまだつぼみ。

 あちこち走ってみると「道の駅」が人気のスポットになっていた。岩瀬郡天栄村には「季の里天栄」という小さな「道の駅」があった。白河と会津を結ぶ国道294号沿いにあって、地元の人たちの評判のスポット。

 採れたての食材の宝庫で、ウルイやヤマウドのような山菜も並んでいた。とりわけ天栄米は米・食味分析鑑定コンクール国際大会で7年連続で金賞を受賞した“世界一”。食堂の手打ちそばには常連客が通う。

 「道の駅」は休憩施設、地域振興施設として整備されて22年になるが、今では「道の駅」それ自体が目的地となって人を呼ぶようになった。個性的で魅力があり、熱狂的なファンが増えたからだ。

 国土交通省は「重点『道の駅』制度」を創設し、模範となる「全国モデル『道の駅』」6カ所をはじめ「重点『道の駅』」35カ所、「重点『道の駅』候補」49カ所を選定し、2月に選定証を授与。意欲的な取り組みで「地方創生」の拠点となるだろう。