世界日報 Web版

「残雪の上に傾きとまるバス」(新谷氷照)。…


 「残雪の上に傾きとまるバス」(新谷氷照)。大雪が再び首都圏を直撃した。東京では昨日昼頃までには雨に変わったが、スリップ事故や交通機関の運休、遅延などが生じたことは前回と同じ。

 大雪は科学が発展した現代でも、天候のままならないことを感じさせる。日常生活にも影響が出るが、特に困るのは雪が積もった道路。歩きにくいだけではなく、凍結すれば転倒ということもあり得る。気流子も年齢とともに足が弱っているせいで、凍った路面を歩くのは躊躇(ちゅうちょ)する。

 その意味で、最近は気象予報や天気図に注意するようになった。一日の最低と最高の気温も、着ていく服を選ぶためによく確認している。
 明治16(1883)年のきょうは、日本で初めてその天気図が作成された日。ドイツ人気象学者のエリヴィン・クニッピングの指導によるものだ。その後、一日に1回発行されるようになった。

 それだけ天気予報は、生活に重要な要素であることが認識されたからだろう。今では当たり前のように日夜その恩恵を享受しているが、考えてみれば、これほどありがたいものはない。

 大雪の中、嬉しい知らせがあった。ソチ冬季五輪でフィギュアスケート男子の羽生結弦選手が金メダルを獲得。日本勢がなかなか金メダルまで手が届かない状況の中で、そのプレッシャーに押しつぶされることなく、期待通りの結果を残したことはさすがと称(たた)えたい。