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昨日の新聞から。2年ぶりに開かれた国会党首…


 昨日の新聞から。2年ぶりに開かれた国会党首討論は、新型コロナウイルス禍対策や東京五輪・パラリンピック開催の是非などが焦点だった。「(菅義偉首相は)質問には直接答えず、一方的に長々と自説を述べる。これでは、到底その言葉は国民に響かない」(朝日・社説)。

 「論戦は煮え切らず、消化不良に終わった感が否めない」(日経・同)。これに対し産経(主張)は、首相が希望する国民全員へのワクチン接種を11月までに終えたいとする見通しを語ったことなどを「コロナ収束に向け、新たな目標を掲げた点は評価できる」と受け止めた。

 朝日が「長々と自説を」と切り捨てた昭和39(1964)年東京五輪についての「底知れない人間の能力を感じた」などの言及も「五輪・パラ開催の意義を、遅まきながらも菅首相が語った点は注目したい」と評価。

 米ユタ大学教授の東照二氏も「オランダのヘーシンク選手らの名前を挙げて『私はずっと忘れることができなかった。今の子どもや若者に希望や勇気を与えたい』と語ったのは良かった。/今夏の東京五輪開催への強い意志が伝わった」(日経)とコメントを寄せた。

 読売(社説)も「首相が自らの言葉で五輪の意義を語ることが重要だ」と強調する。首相の言葉は国民の心に響いたとみていいのでは。

 党首討論を伝える読売(スキャナー)の見出しは「接種加速 首相に自信」。小紙は「五輪死守へ首相反撃/枝野代表攻め切れず」である。