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新型コロナウイルス禍以降は、テレワークが…


 新型コロナウイルス禍以降は、テレワークが中心になって、生活のスタイルがさまざま変わった。アフターファイブの飲み会の自粛、その影響で飲食店の閉店が増えたこと、そして旅行などが難しくなったことだ。

 昨年のクリスマスもそうだが、初詣も自粛ムードで分散参拝や人数制限が行われた。きょうのバレンタインデーもその一つだと思っていると、事前のアンケート調査ではチョコレートの需要は高いという結果が出た。ただ、会社などで配る義理チョコが自然消滅したため、コンビニやスーパーなどで高価なチョコを買って自分と家族で楽しむ傾向が強くなっている。

 日本でチョコが売り出されたのは明治時代から。史料に出てくるのは江戸時代で、長崎でオランダからもたらされた。初めて食べた日本人となると諸説あるが、伊達政宗が遣わした慶長遣欧使節団の支倉常長らの一行とみられている。

 支倉はメキシコ経由でスペイン、ローマへ渡った。チョコはメキシコで味わったらしい。その時はお菓子として出されたというが、果たしてどんな感想だったのか。

 嗜好(しこう)品というよりは、滋養の薬として受け止められたようだ。バレンタインデーの起源はキリスト教。だが、日本ではクリスマスのように祭りに変わってしまっている。

 コロナ禍でも、この日が気になるのは未婚の男女だけでなく、既婚者も変わらない。妻や家族からどう思われているのか、その一つのサンプルとなるから。