世界日報 Web版

元日付の新聞から。産経<年のはじめに>…


 元日付の新聞から。産経<年のはじめに>は、天安門事件で西側諸国の制裁を緩やかにしようと立ち回り、中国共産党を救ったのは日本だと指摘する。さらに戦時中、蒋介石(国民党)軍に敗走した「毛沢東が息を吹き返したのは、日本軍が昭和12年に国民党軍と全面戦争に突入し、蒋介石が国共合作に踏み切らざるを得なかったからだ」と記す。

 「日本は、瀕死(ひんし)の中国共産党を2度助けた。3度目は、絶対にあってはならない」と、中国が日本の懐柔工作に動いていることに警鐘を乱打する。

 読売と毎日の1面トップは、正月早々から屠蘇(とそ)気分を吹っ飛ばす。読売は中国の人材招致プロジェクト「千人計画」に「少なくとも44人の日本人研究者が関与していた」ことを確認。

 その中には中国軍と深い関係の大学に所属する8人も含まれる。軍事転用可能な技術が流失すれば「日本の安全保障環境の悪化につながる」という政府の強い懸念を伝えている。

 毎日は、日本国内に持ち込まれた中国製とされる未承認の新型コロナウイルスワクチンが、一部の富裕層に接種されている実態を暴露。持ち込んだ「中国共産党幹部に近いコンサルタントの中国人」は、毎日の取材に「やみくもに手広く声をかけているのではなく、提供したい相手が決まっている」と打ち明けた。

 「闇」ワクチンで何を狙うのか、イマイチはっきりしないところが不気味である。今年はコロナ禍以上に中国に警戒すべき年になりそうだ。