Homeコラム

コラムの最新記事

最新記事一覧

【上昇気流】(2022年3月7日)

ホンダが車両製造を担い、ソニーは車内を快適な移動空間にするエンターテインメント環境などのサービス基盤を提供して2025年に電気自動車(EV)第1弾モデルの販売を目指す。

【上昇気流】(2022年3月6日)

俳人の稲畑汀子さんが亡くなった。俳句雑誌「ホトトギス」の主宰を長く務めていたことで知られている。祖父は高浜虚子、父が高浜年尾という俳句の名門一家の出。

【連載】赫き群青 いま問い直す太平洋戦史(9) うやむやにされたミッドウェイ敗北の責任

南雲機動部隊が攻撃機の目標をミッドウェイ島から敵空母に転じ、一度陸用爆弾に代えた兵装を再び魚雷に戻す転換作業の最中、直上に突如現れた米艦載機の急降下爆撃を受け、瞬時にして加賀、蒼龍(そうりゅう)、赤城の空母3隻は大火災に陥った。

【上昇気流】(2022年3月5日)

第1次大戦末期の1918年10月、ドイツの若き学徒兵が戦死した。その日は全戦線にわたって穏やかで、司令部報告にはこうあった。「西部戦線異状なし、報告すべき件なし」(レマルク著『西部戦線異状なし』新潮文庫)。

【上昇気流】光は闇に勝利する

「光は闇に勝利する」――。ロシアの侵略と戦うウクライナのゼレンスキー大統領は、欧州議会でのビデオ形式の演説でこう語った。香港やミャンマーなどで自由や民主勢力が圧殺されていく中、ウクライナが専制主義との戦いの最前線となっている。

ついにニューノーマル フィリピンから

マニラ首都圏など新型コロナウイルス感染が収束している地域で、念願のニューノーマルに移行した。これまで世界一長いと言われるロックダウン(都市封鎖)を経て、世界有数の厳しい検疫規制を続けてきたフィリピンだが、ようやくコロナ禍前に近い生活が送れるようになった。

珍しい自治体の合併ースペインから

スペイン西部にあるエストレマドゥーラ州の「ドン・ベニト」と「ビジャヌエバ・デ・セレナ」の合併が、住民投票を経て決定した。

【上昇気流】(2022年3月3日)

ソ連が崩壊する前年、モスクワやレニングラード(現サンクトペテルブルク)やキエフを訪ね、ロシア正教の教会の様子を取材したことがあった。ペレストロイカが進展する中、どのように復興しつつあるのかを知るためだった。

<寄稿>バルカン諸国に経済的影響 セルビア以外はウクライナ支持 アルバニア人ジャーナリスト ミリルダ・ティリ氏

2020年に発足した「国際平和言論人協会」(IMAP)は、世界各国の報道機関やジャーナリストから構成される国際組織(日本事務局は世界日報が担当)。そのネットワークを活用し、ロシアのウクライナ侵攻がウクライナの南西に位置するバルカン諸国に与える影響について、アルバニア人ジャーナリストのミリルダ・ティリ氏に報告してもらった。

ウクライナ侵攻 台湾海峡にどう影響 ―武居智久・元海上幕僚長が分析

 ロシアのウクライナ侵攻は国際秩序を大きく揺さぶっているが、台湾統一を目指す中国の戦略にも影響を及ぼすことは間違いない。武居智久・元海上幕僚長は、笹川平和財団が2月28日に開いた報道関係者向けのオンラインセミナーで、ウクライナ侵攻が台湾海峡に与える影響について以下の分析を明らかにした。

【上昇気流】(2022年3月2日)

気候変動対策の一環で、森林整備や保全のため国が地方自治体に配る「森林環境譲与税」。ところが制度が始まった2019、20年度に市区町村へ配分された資金の54%に当たる約271億円が使われず、基金に積み立てられたことが分かった。

3月4日は「三線の日」、8日は「三板の日」

3月4日は「三線(さんしん)の日」。沖縄を代表する楽器、三線の普及を目的に、県と地元放送局が1993年に制定した。大人数で一斉に三線を演奏するイベントが有名だ。この欄で何度か紹介したことがあるので、ご存じの読者も多いと思う。

ウクライナ国民の叫び伝わる オーストリアから

ウィーンからウクライナの首都キエフまで1000キロ余り。そのキエフがロシア軍の攻撃を受けた。もちろん砲声は聞こえてこないが、ウクライナ国民の叫びが伝わってくる。

ワクチン接種早めるコツ、予約の空きを探すこと

3日前、新型コロナワクチンの3回目接種を受けた。まだ接種券が届いていない同僚もいるから、追加接種は早い方だろう。

【上昇気流】(2022年3月1日)

ロシアのウクライナ全面侵攻が始まってから6日目。時間の問題とみられていた首都キエフの占領には至っておらず、ロシアのプーチン大統領にとっては大きな誤算だろう。

上昇気流(2022年2月28日)

新型コロナウイルスワクチンの早期実現への貢献で一躍世界に知られることになった遺伝物質「メッセンジャーRNA(mRNA)」。これを利用したワクチンの基礎技術を開発した米ペンシルベニア大のカタリン・カリコ特任教授らに2022年の日本国際賞が授与されることが決まった。

上昇気流(2022年2月27日)

 梅は春を告げる花と言っていいだろう。冬の厳しさを越えて凛(りん)とした花を咲かせる梅は、古くから日本人に愛されてきた。春の花では桜と並んで代表的なものだが、桜と違って日本固有の花ではない。

上昇気流(2022年2月26日)

 ロシアのお家芸は、ドーピングに軍事侵攻、それに加えて諜報機関の暗躍か。緊迫する国際報道からそう憂える。ウクライナへの侵攻後に反露派を葬る「暗殺リスト」を作成しているという。

上昇気流(2022年2月25日)

ロシアが遂(つい)にウクライナに侵攻した。西側首脳との話し合いや再三の警告を嘲(あざ)笑うかのように。一時代前には考えられないようなことが現実に起きている。

高級魚ハタも雑魚扱い ーベトナムから

 ベトナムの中部ダナンは、川に寄り添う小さな漁村から発展していった町だ。

オミクロン株、甘く見るなかれーブラジルから

 2月初め、体の芯に悪寒を感じた。風邪を疑ってプロポリスを服用し、早めの睡眠を心掛けた。ブラジルはプロポリスの本場であり、自宅に常備してある。

上昇気流(2022年2月24日)

「どうして山の小説を書かないのですか」――。『日本百名山』を著した深田久弥に、ドイツ文学者で立教大学山岳部の部長を務めた福田宏年が質問した。「山にはドラマがないからな」。

上昇気流(2022年2月23日)

人間社会は数字で評価するものの方が圧倒的に少ない。日常の行動の一つ一つが評価の対象となる。評価される側は、模擬試験と違い、自分にどういう評価が下されたかは教えてもらえない。知らぬまま日常を送るしかないのは古今東西変わらない。。

応援したい新たな水曜集会ー韓国から

 韓国では今回の北京冬季五輪で反中感情が巻き起こった。開会式で少数民族の朝鮮族代表が韓服姿で登場し、まるで韓国が中国の属国扱いを受けたような気分にさせられたこと、また韓国にとって金メダル獲得の期待が最も懸けられていた男子ショートトラックで審判から不可解な失格判定を受け、代わりに中国選手が金メダルを取ったことなどが原因だ。それを意識したのか、選挙直前の大統領候補たちまで中国批判で鼻息が荒かった。

19歳最年少、藤井聡太五冠の謙虚で重い言葉

 「藤井聡太 10代初の五冠/将棋/4連勝で王将奪取」こういった見出しが新聞各紙で掲載された。19歳とは思えぬ落ち着いたコメントも大したものだと感心させられる。

上昇気流(2022年2月22日)

歌手で俳優の西郷輝彦さんが亡くなった。75歳。橋幸夫さん、舟木一夫さんと共に昭和歌謡の「御三家」の一人。1964年に「君だけを」でデビューしていきなり60万枚の大ヒット曲となり、その後も「星のフラメンコ」などのヒット曲を連発して一世を風靡(ふうび)した。

上昇気流(2022年2月21日)

小泉純一郎、菅直人両氏ら5人の元首相が、東京電力福島第1原発事故で「多くの子供たちが甲状腺がんに苦しんでいる」とする書簡を欧州連合(EU)欧州委員会に送った。その内容は風評の類いであり不快だ。

上昇気流(2022年2月20日)

俳聖の松尾芭蕉は謎めいたところが多い。忍者説というものもある。だが、気流子が一番気になっていたのは、芭蕉が『野ざらし紀行』に記した富士川の捨て子の話だ。

上昇気流(2022年2月19日)

東京・多磨霊園に眠る旧ソ連の国際スパイ、リヒャルト・ゾルゲの遺骨を北方領土に埋葬する構想があるという。先月末にラブロフ露外相がそう表明した。

上昇気流(2022年2月18日)

新型コロナウイルスワクチンの3回目接種券が、神奈川県に住む高齢者の気流子にも3週間ほど前に送られてきた。中を開いてみて「何だ」と思った。

親しき仲にも返済あれ ネパールから

 ネパールに住んでいると、たびたび、お金を貸してほしいというネパール人の友人からお願いがやってくる。しかも、日本円で1万や2万の額ではなく、大体、数十万の単位で頼んでくる。「ちょっと入り用で…20日後には必ず返すから!」といった感じで頼まれ、2年前の3月に幾人かに立て続けに貸したのであるが、その後、誰も一向に返してくる気配はない。

高校生ボランティアの活躍ーイスラエルから

 イスラエルの高校生は、社会貢献のためにボランティアをする。カリキュラムの中の一つなので、1年間にボランティアをする時間が決められている。ボランティア先は、幼稚園、図書館、スーパーマーケット、救急サービスなどさまざまである。

上昇気流(2022年2月17日)

東京都内にも昔ながらの宿場の街並みが残されているのかと、現地を歩いて感動したのは、町田市小野路町の小野路宿通りだ。京王多摩センター駅から鶴川行きのバスに乗って12分、小野神社前で下車した。

上昇気流(2022年2月16日)

昨年の実質国内総生産(GDP)は前年比1・7%増で、3年ぶりのプラス成長であることが分かった。その一方、日本電機工業会(JEMA)が発表した同年の民生用電気機器の国内出荷額は6年ぶりにマイナスとなった。白物家電を含め、モノが売れなくなったと言われる。

「保育園落ちた、日本死ね!」、あれから6年

 6年前の2月、子供の預け先がなく退職せざるを得ないママの「保育園落ちた、日本死ね!」という文言がブログで炎上した。それが国会議事堂前での母親らによるデモに発展し、その年の「流行語大賞」にも選ばれた。その時、授賞式で表彰台に上がったのが当時民進党の山尾志桜里議員であった。

人気記事(1週間)

新着記事

おすすめ記事

TOP記事(全期間)

Google Translate »