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タケノコとタンポポ 【上昇気流】

最近、知人から山で収穫したばかりのタケノコをもらった。ビニールの包みを外すと土の匂いがした。店で売っているような形のいいものではなく、角笛のように曲がっている。

地震と国際犯罪で観光客減少 タイから

観光スポーツ省がまとめた3月の外国人入国者数は、前年同月比9%減の272万人だった。タイを訪れる外国人観光客のトップは中国人だが、同48%減と大幅減少を余儀なくされ、30万人にとどまった。

英最高裁の常識とバランス【上昇気流】

「2010年平等法における女性と性別の用語は、生物学的女性と生物学的性別を指す」――。トランスジェンダーを法的にどう扱うかが争われていた裁判で、英最高裁が「女性は生物学的女性」という判断を下した。ジェンダー、性別論争に一石を投じるものだ。

海兵隊戦友会【韓国紙】

「ああ、先輩方、ここでこんなことをしてはいけません」「君は何期だ」

江戸園芸の拠点、染井【上昇気流】

4月中旬から5月初めにかけては、花々が一斉に咲き競う時期。東京都立神代植物公園の「花のイベント情報」にはサクラ類、ツツジ類、ボタン、フジ、シャクナゲ、ハナミズキ、ハンカチノキの名が挙がっている。

2025年の「予言」【上昇気流】

トランプ米大統領が就任して3カ月が経過し、世界の風景は随分変わった。それで2025年の「予言」を思い起こした。

期間限定ココナッツクッキー イスラエルから

イスラエルでは、ユダヤ暦ニサン月15日に当たる4月12日の日没から1週間、ユダヤ教のペサハ(過ぎ越し祭)を祝った。

かつての「長寿の島」はどこに?

沖縄はかつて「長寿の島」として世界的に知られていた。伝統的な食文化や、地域の繋(つな)がり、ゆったりとした生活リズムなどが県民の健康を支えていた。しかし近年、ランキングで沖縄は全国下位に沈んでしまっている。

復活祭で増える洗礼希望者 フランスから

フランスのチョコレート専門店(ショコラトゥリ)の店頭には、復活祭になると卵型のチョコレートが飾られる。復活祭とはイエス・キリストの復活を祝う祝祭日で、フランスではパック(Pâques)と呼ばれる。卵型チョコは命の誕生・再生を意味する。

「国難」は内政好転の局面に【政界一喝】

トランプ米大統領による貿易・関税政策が世界経済を揺るがしている。相互関税の税率が発表されると、各国の株価は軒並み大幅な値下がりで反応した。日経平均株価も3営業日続落し、計4500円余り、13%近くの下落幅となった。

自分への戒め「あおいくま」

ネット検索をしていて、ものまねタレントのコロッケさん(65歳、本名:瀧川広志)の「あおいくま」の話が目に留まった。熊本県生まれ。両親は幼少期に離婚し母親の下で育てられ、父親の姿、顔すらも覚えていないという。学校で貧乏を揶揄(やゆ)されたり、中耳炎で耳だれ、臭いがした時に「汚い、くさい」といじめを受けたことも。

仮設住宅に支援施設【上昇気流】

週に1、2回は入る駅前の喫茶店。客のほとんどは地元の人で常連客も多い。中には恐らく毎日のように来店していて、行けば必ず出会う客もいる。顔馴染(なじ)みの客同士が挨拶し合う姿も見られる。

「聖と俗」の接点【上昇気流】

カトリックといえば世界で約13億人の信者を持つキリスト教の巨大宗派だ。その最高位聖職者で精神的指導者でもあるローマ教皇をテーマにした映画「教皇選挙」(2024年)と「2人のローマ教皇」(19年)を観た。

監督と俳優との闘い【上昇気流】

2013年に亡くなった俳優の三國連太郎について「一匹狼というか、撮影現場で監督をへこますとかいった言動が多かった」と息子の佐藤浩市さんが語っている(宇都宮直子著『三國連太郎、彷徨う魂へ』文春文庫、近刊)。

「いのち輝く未来」に願い ネパールから

大阪で55年ぶりとなる大阪・関西万博が開幕した。ネパールも、「伝統とモダンの出会い」をテーマに参加している。

インドの大地にE10系の雄姿【上昇気流】

いまから9年前の2016年の1月、気流子はインド西部アーメダバードからムンバイ行きの急行列車に乗った。まだ暗いうちに駅舎に足を踏み入れると、客の多くが駅舎の床に毛布を敷いて寝転んでいた。

済州4・3記録が世界遺産に【韓国紙】

済州島を背景に平凡な家族の絆と温かい愛を描いたネットフリックスシリーズ『すっかり騙されました』(邦題『おつかれさま』)は全世界で大きな反響を起こした。ネットフリックスによると、3月31~4月6日の同ドラマの視聴数(視聴時間を上映時間で割った値)は540万で、非英語テレビショーの中で1位になった。家族の価値を重視するアジアを中心にグローバルな視聴者と共感を生み出したのが興行成功の要因に挙げられる。

森敦の弟子、大栗道榮さん【上昇気流】

山形県鶴岡市の山里に真言宗注連寺がある。ここを舞台にした森敦の小説『月山』は、1974年に芥川賞を受賞した作品だが、既に著者は62歳で「老新人作家」と言われた。

オンラインカジノに苦しむ人々 ブラジルから

昨今、日本で問題になっている「オンラインカジノ」。芸能界やプロ野球界なども含めて推定300万人以上(2024年)の日本人が利用してきたことが分かっており、多額の借金を抱えた人が続出するなど社会問題化している。

国会論議の「置き去り」【上昇気流】

新学期に入って、こんなニュースが報じられた。「都営バス内に女児置き去り」(読売)、「下校バス、小1降ろし忘れ」(福島民友)。東京都荒川区の女子児童と福島県会津坂下町の男子児童が見舞われた災難である。

桜とレンギョウでヒーリング 韓国から

韓国の春を彩る花と言えば、何といっても桜とレンギョウだろう。3月になるとまず鮮やかな黄色いレンギョウの花が目に飛び込んでくる。その後、4月には淡いピンクの桜の花が咲き、行き交う人たちを魅了する。

自由貿易体制守る日米に 【羅針盤】

わが国は戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面している。ロシアは、ウクライナ侵攻に手いっぱいで、当面わが国北方を脅かす余裕はないとみられるが、その危険な体質はウ侵攻で明らかだ。

入学式で保護者1人の国歌斉唱

近所の公立高校で4月8日、入学式が行われた。出勤途中、初々しい新入生と着飾った保護者が連れだって歩くほほ笑ましい光景に目を細めた。

春の緑道の命の輝き【上昇気流】

自宅近くにある緑道を久しぶりにゆっくり歩いた。桜はほぼ散って若葉が萌(も)え出ている。見上げると若葉の黄緑色が日に透かされて美しい。開幕した大阪・関西万博のテーマではないが、命が輝いていると思った。

万博が夢洲で始まる【上昇気流】

大阪・関西万博が大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)で始まった。テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」で「未来社会の実験場」という位置付けだ。「いのち」と水は大いに関係がある。生命体は水の中から生まれ、血液の約90%は水。水のある所には生命が存在する可能性が高い。

離島防衛へ確かな一手【上昇気流】

離島とくに南西諸島の有事を想定し、迅速に部隊、車両、物資を運ぶ自衛隊海上輸送群が発足した。陸海空3自衛隊による共同輸送作戦は、先の統合作戦司令部が発足したのに伴う大きな試金石だ。

信仰と理性の問題 【心をつむぐ】

宗教には信仰と理性の問題がついてまわる。人は自分が正しいと思うものを信じるし、それを信じることで幸せになれれば、他の人にも伝えたいと思うようになる。自分だけが幸せでいるよりは、もっと多くの人が幸せになって欲しいと願うのが人間の自然な心の発露だろう。

関心高い地方議会選 フィンランドから

フィンランドで4月13日、福祉サービス郡と市町村選挙が実施される。

スマホ世代の洋上勤務【上昇気流】

いまや日本中ほぼどこへ行ってもスマートフォンなどでインターネットに接続できるようになった。しかし、海の上となると必ずしもそうはいかない。これが人材確保に苦慮する海上保安庁の課題だった。

消えゆく伝貰【韓国紙】

一定の金額を家主に預ける代わりに一定期間、住宅に居住する伝貰(チョンセ)は、韓国の独特な住宅賃貸形態だ。英語でも「Jeonse」と表記するほどだ。スペイン、フランス、米国など、一部国家で法律上は存在するが、賃貸世帯の40%が伝貰であるわが国とは比較にならない。1876年の江華島条約後、開放政策で日本人居留地が造成され、農村人口流入でソウルの人口が急激に増えて、いわゆる「借家暮らし」と呼ばれる伝貰制度が定着したというのが定説だ。

サクラとアーモンド【上昇気流】

東京都調布市にある都立神代植物公園にサクラの花を見に行った。中央にある芝生広場の北側の道がサクラ並木でサクラ園もある。ソメイヨシノが多いが、ヨコハマヒザクラ、ヤエベニシダレなど見応えがあった。

ユダヤ人救済祝うプリム イスラエルから

イスラエルでは、ユダヤ暦アダル月14日に当たる3月14日、祝日の中で最も華やかな「プリム祭」が各地で行われた。

名護市でアパート不足問題?

沖縄本島北部の名護市で、現在深刻なアパート不足が発生している。市内の賃貸住宅の家賃も軒並み上昇しており、さまざまな問題が発生している。地元紙によると、同市内に位置する名桜大学の新入生30人が、新年度までに1人暮らし物件への入居が間に合わず、当面の間、学内の施設での生活を余儀なくされるという

石破首相、どうしました?【上昇気流】

「どうしました」。漢字では「如何しました」と書く。どんな時に使うのか。辞書を見ると「相手に何事かあったのかと尋ねる際の表現」(実用日本語表現辞典)とある。英語では「What happened?」。この言葉を考えてみた。

武漢ウイルスとベルガモ哀歌 イタリアから

イタリア北部ロンバルディア州は中国武漢発の新型コロナウイルスの最大感染地となった。州の中でも人口12万人の小都市ベルガモの感染者数が最も多く、世界のメディアはベルガモを「イタリアの武漢」と呼んだほどだ。

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