世界日報 Web版

メニューに「ネスカフェ」


地球だより

 イスラエルにはカフェが多く、街中至る所で目につく。中東の人々はヨーロッパの人々よりも先にコーヒーを楽しんできた歴史がある。

 13世紀ごろから中東で飲まれ始めたとされるコーヒーは、16世紀に北米やヨーロッパに伝わり、世界的に広まっていったという。

 カフェの店員さんに「アイスコーヒーを下さい」と注文すると、コーヒー牛乳のシェイクのような甘い飲み物が出てくるので要注意だ。ここイスラエルでは、「コールド(冷たい)コーヒー」と言わないと、日本で言うアイスコーヒーは出てこない。

 ドリンクのメニューに目をやると、面白いことに「ネスカフェ」と書いてある。誰もが知っているインスタントコーヒーのことだが、なんと店のメニューの一つとして当たり前に出ているのには驚かされる。

 イスラエル人の友人が経営するエルサレムのカフェによく行くが、そこでは上質のコーヒー豆だけを焙煎(ばいせん)し、挽(ひ)きたてを入れて出してくれる。こだわりの味と香りは格別だ。

 コーヒーが苦手という人には、フレッシュジュースがお勧め。イスラエルにはフレッシュジューススタンドも多くあり、ニンジンやザクロなどの新鮮な野菜や果物が山積みされ、搾りたてのジュースを出してくれる。イスラエルのニンジンは日本のものと違い臭みがなく、フルーツのように甘くておいしいので、健康志向の人にはもってこいだ。もちろんフレッシュジュースは、たいていのカフェでも注文できる。

(M)