8月も半ばを過ぎると少しずつだが秋の気配が感じられるようになる。例えば、赤トンボが見られるようになる。赤いトンボにもいろいろあるだろうが、アキアカネが有名だ

赤トンボ以外では、ムギワラトンボやシオカラトンボをよく見掛ける。草色のムギワラトンボ、薄青いシオカラトンボの識別は比較的容易だ。シオカラトンボはいかにも塩っ辛いイメージだ
一方、セミの鳴き声は続いている。この時期によく鳴くのはアブラゼミ、ミンミンゼミで、ツクツクボウシは数日前から鳴き出した。昔はもっと遅い時期になってから鳴き始めたものだが、地球温暖化が関係しているのだろう。温暖化といえば、数十年前からクマゼミが九州・西日本を経由して東京近郊にもやって来るようになった。今はもっと東方へと進んでいるに違いない。当初はうっとうしいセミだと思っていたが、今は慣れてしまった
チョウで目立つのはタテハチョウ。このチョウは春に見られることもあるが、秋がメインだ。図鑑には「タテハチョウは蝶の中では最も進化した一群」などと書いてある
そんな訳で、いろいろな昆虫が揃(そろ)って賑(にぎ)やかだ。それはいいのだが、気流子はいわゆる「秋の虫」が苦手だ。コオロギやマツムシの仲間にはすっかりなじみがなくなった
加齢の結果、鳴き声が聞こえにくくなった。ガラスで閉め切った部屋だとお手上げ。従って伝統的に親しまれてきた「秋の虫」に接する機会が激減した。こればかりはどうにも仕方がない。







