震度7を観測した熊本地震の発生からきょうで1週間。昨日は熊本市で最高気温40・3度を記録する酷暑日となった。同県で40度を超えたのは観測史上初。こんな時にと恨めしくなる

7月30日には、避難のため車中泊をしていた70代の女性が死亡しているのが発見された。ガソリンが切れた状態だったという。熱中症の疑いがあるため、県は車中泊をしている人たちに注意を喚起する意味もあり公表した
避難所に行かず車中泊をする理由は、適当な避難先がなく、プライバシーが制限される避難所での生活を嫌うなどさまざまだろう
空き巣などへの警戒から自宅近くを離れられないという人もいる。全壊・半壊だけでも3万棟近い家屋の被害が出た能登半島地震では、空き家状態となった多数の家が空き巣被害に遭った。警察や自治体がパトロールを強化し、懸念を払拭して車中泊が減るようにしたい
停電はほぼ解消したが、八代市や宇城市では数万戸で断水が続いている。この暑さの中、断水が長期化することだけは避けたい。能登半島地震では、断水が3カ月以上の長期に及んだ所も少なくなかった。遠くは北海道や神奈川県など全国の自治体の水道局が応援に駆け付け、春ごろにようやく復旧した
政府は断水の早期解消のため、全国の自治体に技術職員の現地への派遣を要請するとしている。早い対応が求められるところだ。救援に当たる人たちも熱中症にはくれぐれも気を付けていただきたい。






