
スペインの優勝で幕を閉じたサッカーのワールドカップ(W杯)はアフリカ勢が大健闘した。中でも島国の小国カボベルデの活躍は特筆すべきものだった。決勝トーナメント1回戦ではアルゼンチンを延長戦にまでもつれ込ませた。
あのメッシ選手を守備に奔走させたと話題になったほどだ。まさに「ストライカー 守備でも滅私(メッシ)奉公」か。
さて、大会の総括次第では今後の規則改正があるかもしれない。今大会は史上最多の48カ国出場に加え、3カ国共催という従来にない規模となった。夏場と長距離移動への対策で試合の前半、後半それぞれの中間にハイドレーションブレークという3分間の飲水タイムも設けられた。
監督らが戦術指示もできるので事実上の「クオーター制」とも指摘され、その後の試合展開にも影響があったろう。次回2030年大会もスペイン、ポルトガル、モロッコの3カ国共催だ。今夏の欧州は40度を超す異常な暑さが続き、この導入は変わるまい。
そして世界最高水準の大会だけに審判もえりすぐりだが、それでも毎回「誤審」など判定への非難や抗議が後を絶たない。が、審判だけを責めるのは酷で、プレーの技術やスピードアップは想像以上だ。
それを補うのがVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)だが、万能ではない。映像で捉えてもそのプレーがファウルか否かには幾つもの解釈、判断があり得るからだ。伝説のマラドーナの「神の手」ならぬ「神の目」が欲しいところだ。






