酷暑の日が続く。東京消防庁によると22日、都内で453人が熱中症の疑いで救急搬送され、統計を取り始めた2010年以降で最多となった。北陸地方に住む気流子の71歳の友人も先日、熱中症になり、3日ほど安静にしていたという

友人は午前、屋外で太極拳の練習をして自宅に帰り、しばらくパソコンを操作していたところ急にめまい、嘔(おう)吐(と)、異常な発汗が起きた。症状は中程度で病院で受診が必要なレベルだった
その友人がメールで送ってくれた花火大会の写真を見て、昔の夏は良かったと思った。日中はもちろん暑かったが、夕方になればだいぶ収まった。近所のお年寄りが家の前に縁台を置き、団扇(うちわ)を手に夕涼みをする光景が見られた
家にエアコンなどない時代だったから、暑さをしのぐため、よく海に泳ぎに行った。8月末に町内対抗の軟式野球大会があるので、それが近づくと皆で集まって毎日、炎天下で練習をした
夏休みが終わり、学校で久しぶりに顔を合わせた先生から、目が大きくなったのではないかと言われた。何のことはない。日焼けし夏痩せもしたので目が大きく見えたのだ。日射病に注意しろとは言われたが、熱中症という言葉は聞かなかった。あの頃なら熱中症と言っても、子供たちが遊びに熱中し過ぎることと理解しただろう
その点、今の子供たちはかわいそうだ。クーラーの利いた家でゲームをしていれば楽しいのだろうが、やはり本当の夏の楽しさを経験させてやりたい。






