東京都千代田区にある靖国神社で、第79回みたままつりが今月13日から16日にかけて開催された。参道の両脇に3万個の提灯(ちょうちん)が掲げられ、神門内には著名人の揮毫(きごう)の入った懸けぼんぼり約300点が掲揚された

国内外の参拝者であふれ、4日間行われた奉納芸能も充実していた。日本舞踊、古武道、吹奏楽パレード、みこし振りと多彩で、戦没者の御霊(みたま)を慰めるにふさわしいものだった
午後の時間、正式参拝に参加した。参集殿で受け付けを済ませ、1時間に1回行われる参拝の時間まで待つ。玉串料は1件5000円。時間が来ると拝殿に案内されて着席し、お祓(はら)いを受け、本殿で行われる祭典に参加した
本殿には神官らが入場し、席に着くと、大塚海夫宮司が海の幸・山の幸の神饌(しんせん)を御霊に捧(ささ)げた。祝詞(のりと)を奏上して御霊を慰め「浦安国」の繁栄を祈った。浦安国とは日本の美称で「心(うら)安らぐ国」の意味
行事に合わせ、国学院大学吹奏楽部が靖国神社式典用の曲を演奏した。まつりが始まったのは昭和22年。前年の昭和21年、占領下にあって靖国神社に風当たりが強かった時期、長野県の遺族会が盆踊りを披露して御霊を慰めたことがきっかけとなった
久しぶりに来たので、遊就館も見学した。来るたびに新しい展示資料が加わり、驚くほどの充実ぶり。戊辰戦争から大東亜戦争終結に至るまでの戦史を展示している。犠牲者のおびただしい数に衝撃を受け、切実なる平和への祈念が感じられた。






