
山梨県は山々に囲まれていて、真ん中に広大な盆地がある。北西に八ケ岳、北に奥秩父の連山、東に奥多摩、南に富士山、西に南アルプスがあり、どこから見ても盆地と山々の織り成す絶景が広がっている。
この自然環境が育んだのは果物類で、「フルーツ王国」として知られている。中央自動車道の勝沼インターチェンジ(IC)を経由して農道「フルーツライン」を走った。山の中腹を行く道で、どこまでも続く斜面一帯はブドウ畑。
所々にサクランボやモモの果樹園がある。5月下旬から6月下旬までサクランボの季節。サクランボ狩りをさせてくれる所があり、バスや車で観光客がやって来る。入園料は大人2500円。
これに続くのがモモで、6月下旬から8月下旬まで。現地で地方局のテレビ番組を見ていたら、ブドウの摘果の仕方を教えていた。房から小さな実を幾つも鋏(はさみ)で落とし、実を大きく育てる。
ブドウ狩りは7月上旬から11月中旬にかけて。スモモやころ柿もある。山梨市の「笛吹川フルーツ公園」にはフルーツセンターがあり、山梨県産のワインの豊富さには驚かされた。ブランデーや蒸留酒もある。
フルーツ公園に続いて「桔梗信玄餅工場テーマパーク」に寄ってみた。信玄餅を作っている工場に入ると箱詰めの作業中で、スタッフは休む暇がない。プライスハーフという半額セールも行われ、バスや車が次々とやって来た。すごい人気だ。武田信玄の名は今も生きている。






