中国の日本に対する「新型軍国主義」批判に小泉進次郎防衛相が反論し、それをまた中国が非難している。これまで中国の批判に対し、日本は穏やかにかわすことが多かった。しかし、今回は初めて反論らしい反論をした

高市早苗首相の台湾有事発言をきっかけに、中国は日本の防衛力強化の動きを「新型軍国主義」と批判。先月の米中首脳会談でも習近平中国国家主席が高市首相を激しく非難した。トランプ米大統領は日本を擁護したが、日本としては黙っているわけにはいかない
小泉防衛相は、シンガポールで開かれたアジア安全保障会議(シャングリラ会合)で「核兵器と戦略爆撃機を大量に保有している国が、そのいずれも持たない日本を『新型軍国主義』と呼ぶのはおかしい」と反論
さらに「平和国家としての日本の歩みは地域と国際社会に評価されており、事実が虚偽の主張によって揺らぐことはない」と述べた。事実に基づいた反論で、中国の主張を「虚偽」と断じた。日本政府が腹を据えていることを示した
これに対し、中国外務省の林剣報道官は「日本当局者の弁解には全く根拠がなく、アジアの隣国や国際社会の信用を得ることができない」と非難した
日本の対応がこれまでとは異なることに、中国は戸惑いと苛立(いらだ)ちを覚えているに違いない。今後中国は、さまざまな機会を捉えて反日プロパガンダを続けるだろう。日本は冷静に、事実を根拠に言葉による外交戦を展開すべきだ。






