米大リーグ(MLB)では、今シーズンからロボット審判が登場。試合中、人間の審判の判定に対し1チーム2回ずつ異議申し立てを行うことができ、判定が覆ることもある。
テレビ中継を見ていると、打者が頭をポンポンと叩(たた)いたり、捕手がサインを送ったりするとロボット審判が判定の確認作業を行う。プレーの進行具合に特に差し障りはなく、選手たちも馴染(なじ)んでいると。いう印象だ。
「判定の正確性が高まるなら何でもやってみよう」「事実を見逃さない」という考えの表れか。要は、道具は使い方次第ということだろう。
米実業家イーロン・マスク氏の次の話も興味深い。米国では国のトップが宇宙人の存在に言及することもあるが、マスク氏はその存在を否定している。「私たちは9000基の衛星を打ち上げているが、宇宙人の宇宙船を避けるために操作したことは一度もない」(ニューズウィーク日本版4月28日号)と。
続けて「生命。と意識は極めてまれなものだと仮定する必要がある。私たちだけにあるものかもしれない。もしそうなら、意識の光が消えないようにできる限りのことをすべきだろう」(同)。今年1月に開かれた世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で語ったものだ。
数多くの衛星やロケットを宇宙に向け発射したマスク氏の、歴史的にもまれな経験から生まれた見解だろう。生成AI(人工知能)などと同様、最新機器類も扱い方や道具立てが大事との感を強くする。。





