トップコラム2度のイースター オーストリアから

2度のイースター オーストリアから

 5日はローマ・カトリック教会やプロテスタント教会にとってイースター(復活祭)の祭日だった。ロシア正教など東方教会では復活祭は1週間遅れの4月12日に祝う。

4月1日、米ホワイトハウスでイースターの「卵転がし」に参加する子供たち(UPI)

 イースターは、イエス・キリストの生誕を祝うクリスマスと並ぶ2大祝日だ。3月29日の受難の主日(枝の主日)で聖週間が始まり、4月2日の聖木曜日(洗足木曜日)、そして3日の聖金曜日(受難の金曜日)はキリストの十字架上での受難と死を記念する最も厳かな日だ。4日の聖土曜日は墓に葬られたキリストをしのび、静かに復活を待つ。夜には「復活徹夜祭」が行われる。5日は復活の主日(イースター)を迎える。

 クリスマスでは家族の間で贈り物を交換しながらイエスの誕生を祝うが、イースターでも家族同士、知り合い同士で贈り物を交換することが多い。ただ、復活祭では、クリスマスのように高価な品物や大きなプレゼントを贈るというよりは、「生命の誕生」や「春の訪れ」を象徴する、菓子やかわいらしい小物を贈るのが一般的だ。

 典型的な贈り物はイースターエッグ(卵)、イースターバニー(うさぎ)の菓子だ。カラフルに染めた卵を探すイースターハント(卵探し)で子供たちと興じるといった風景が見られる。

 ウィーンには戦争から避難してきたウクライナ人の家族が多く住んでいるが、ウクライナ正教の場合、イースターは4月12日だ。知り合いのウクライナ人女性は「子供たちは、ウィーンで2度イースターを迎えることができて喜んでいる」と話していた。(O)

spot_img

人気記事

新着記事

TOP記事(全期間)

Google Translate »