トップコラム太宰府天満宮で御本殿大改修中【上昇気流】

太宰府天満宮で御本殿大改修中【上昇気流】

太宰府天満宮
太宰府天満宮

 福岡県太宰府市にある太宰府天満宮を参拝した。先月下旬のことで、まだウメの花が咲き残っていて、開花期が長いことを知った。学問の神様・菅原道真公を祭っていることで有名だが、御本殿は今、大改修中。

 25年ごとに式年大祭を執り行っているが、令和9年は道真公の薨去(こうきょ)から1125年。これに合わせて重要文化財である御本殿の改修工事が行われている。124年ぶりで、令和5年5月から約3年間の大改修だ。

 その間は「仮殿」が御本殿の前に設けられて、ここで参拝することになる。仮殿を設計したのは建築家の藤本壮介さんで、祭壇はそのままだが、屋根の両脇が反り上がり、上には樹木が植えられていて、鎮守の森のごとし。

 正月三が日には約200万人が訪れ、年間参拝者は1000万人と言われる。さすがに見応えのある天満宮で、太宰府駅から続く天満宮参道には土産物屋やグルメの店が並び、参拝者でごった返していた。

 名物の「梅ヶ枝餅(うめがえもち)」は小豆餡(あん)を包んで焼き上げた餅で、あったかくて焦げ目が付いている。これを食べながら参道を行く。鳥居をくぐると心字池がある。島があり、朱色の太鼓橋でつながっている。

 樹木に包まれた庭園が見事。学問の神様は芸術性も豊かだ。驚いたのは御本殿の外側にあった大樟(おおくす)。樹齢1000年とも1500年とも言われ、根回り20メートル、高さ39メートル。国の天然記念物だが、境内に樟の巨木が100本以上あり、太古の姿をしのばせている。

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