トップコラムカレーが生み出す数理的頭脳? インドから

カレーが生み出す数理的頭脳? インドから

 最近、白い粉にはまっている。危ない薬ではない。強力粉で作るインドのナンだ。加えるのは塩に砂糖とバター、少々のイースト菌。適度の温水を加えてボール状にし、30分ほどこたつにいれて発酵を促す。それを焼く。
 インド北西部のアムリツァルを訪れた時、草ナンを食べたことがある。何の葉っぱか知らないが、緑の野菜が入ったナンだった。わが国の餅にも、ヨモギ入り草餅があるようなものだろう。それをまねて野菜を入れてみた。最初に入れたのは豆だった。入れだすとあれもこれもとなってくる。

 なお、ナンに合う食べ物というとカレーしか思い浮かばない。よく食べたのは野菜カレーだ。それも市販のカレールーは一切使わず、カレー粉にクミンやオレガノなどスパイスに乾燥ハーブをたっぷり振りかける。

 このカレーを頬張りながら、思い至ったことがある。ゼロを発見したインド人は、今ではIT、AI時代を牽引(けんいん)するリーダー格だ。グーグルやマイクロソフトなどのトップを務めているのはインド出身者だし、インド人は2桁の掛け算ができるなど数理的頭脳の良さには定評がある。

 そうしたクールな頭脳を、カレーが生み出しているのではないか。カレーを食べると、途端に頭が回り出し、脳細胞を結ぶシナプスの活性化に役立っていそうだ。普通の食事では、腹に入るとの言葉通り、胃袋に入る感覚があるけれどカレーは頭に入る感覚なのだ。(T)

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