
高市早苗首相が23日召集の通常国会冒頭での衆院解散を検討していることが明らかになった。高支持率を背景に首相の腹は固まっているのではないか。野党側は「政治空白を生む」などと批判しながら、選挙へ動き始めている。
狙いは、日本維新の会との連立で衆院で辛うじて過半数の議席を維持する状況から政権を安定させることだろう。自民・公明両党からの連立の組み替えなど石破茂政権から大きく方向を転換したのだから、ここで国民の信を問うことは十分解散の大義となり得る。
解散表明のタイミングは、今月13~14日の韓国の李在明大統領、15~17日のイタリアのメローニ首相の来日の後という政権幹部のコメントを産経新聞は伝えている。
李氏を高市首相は奈良に迎える。奈良は首相の地元であるばかりでなく、古くから朝鮮半島からの渡来人が住み着き、韓国とは文化的つながりの深い街で、韓国の古都・慶州とは姉妹都市だ。そんな首相の配慮は韓国側にも十分伝わるだろう。首脳会談はいいムードで行われるのではないか。
それ以上に注目されるのはメローニ氏の来日だ。メローニ氏はイタリア初の女性首相で保守政治家であることなど高市首相とも共通点が多い。昨年11月、南アフリカ・ヨハネスブルクで開かれた20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の会場で抱き合った。
両女性首相の会談は内外の注目を集めるだろう。そんな盛り上がりの後での解散表明になりそうな気がする。






