
ウィーンには現在、1211人の米国人留学生が学んでいる。これは過去最多だ。米国からウィーンの大学に学びに来る理由は単に高い生活水準だけではないという。
オーストリア国営放送(ORF)のインタビューを受けた21歳の米国人女性は「欧州に初めて来た時、みんな私を変人だと思っていました。でも欧州にはチャンスがたくさんあるから学生たちが来るんです。米国ではチャンスが急速に減っています」と語った。この女性は4カ月前から、ウィーンで博物館学を学んでいる。
別の米国人学生は「より良い教育機会を求めて数カ月前にワシントンから来た」という。この学生は文化、政治、社会を学んでいるという。
ウィーンにはユダヤ系の米投資家のジョージ・ソロス氏が創設した中央ヨーロッパ大学(CEU)がある。1991年に米ニューヨークで設立された。国際的な私立大学院大学のCEUには世界中から学生が集まっているが、最近、米国からの学生が急増し、昨年から今年にかけては約40%増だったという。
オーストリア統計局によると、米国からの学生数は15年間着実に増加しており、特に近年はこの傾向が顕著だ。5年前は249人の新入生が登録され、翌年には458人、昨年は560人。現在は1211人だ。今後も学生数が引き続き増加するものと予想されている。(O)






