
ファミリー・バロメーター調査によると、フィンランドの成人の多くは親戚や友人との結び付きが強く、頻繁に交流していることが明らかになった。世帯外に平均6人の近親者を持ち、近親者が多い人ほど親しい友人も多い傾向がある。
一方で、親しいつながりが少ない人は社会的な不満を抱きやすいという結果も示された。フィンランド人の友人の数の平均は11人で、そのうち4人が「親しい友人」とされるが、男性の4%、女性の2%弱は友人が全くいないと答えている。
友人の定義は多様で、配偶者やパートナー、親戚、近所の人を友人と見なす人もおり、8%の男性と4%の女性はパートナーを「親友」と考えている。友人との出会いの場としては、約20%が職場、次いで学校、さらに15%が他の友人や知人を通じてと回答した。「ネッ友」と呼ばれるインターネットを介した友情は長続きしにくいものだが、5年未満の友情の1割はオンラインで始まった。
友人同士の年齢差に関しては平均3歳と近い。さらに、高齢者の約3分の1が1人暮らしであるが、フィンランドでは「孤独」と「孤立」を区別しており、1人暮らしでも親族や社会的なつながりを保つことを大切にしている。
友人の母親は86歳で1人暮らしだが、よく家に親族が訪ねたり、また、本人も教会のボランティア活動で地域との交流を欠かさず、1人暮らしでも元気に過ごしている。(Y)






