トップコラム山と平地で紅葉さまざま【上昇気流】

山と平地で紅葉さまざま【上昇気流】

一般公開された皇居・乾通りで、紅葉を楽しむ人たち=11月29日午前、東京都千代田区

 皇居にある乾通りで秋の一般公開が行われた。70本あるモミジ類の紅葉が見頃で、11月29日から9日間の期間中、20万人以上の人々が楽しんだという。東京では今、紅葉の真っ盛り。

 JR三鷹駅で下車して北口の文化会館通りを行くと、そこはイチョウ並木で、葉は黄色に染まり、風で散って道を覆っている。夕暮れ時、木々を飾ったイルミネーションが輝き、幻想的な風景だった。

 テレビ番組にも紅葉が登場した。NHKBS「ヤマたび!」の「紅葉きらめく秋の穂高へ」を見た。作家の松永K三蔵さんが、ガイドの成田賢二さんに案内されて北アルプスの山へ。

 コースは徳沢から屏風のコル(鞍部)を経て涸沢へ。涸沢からザイテングラート(岩稜帯)を通って穂高岳山荘へ。そこから奥穂高岳へというルートだった。屏風のコルからの展望や、山小屋「涸沢ヒュッテ」の紹介など、見所が盛りだくさん。

 ロケは9月下旬か10月上旬だったに違いない。そのあたりが紅葉の見頃で、10月に入ると雪が降る時期になる。3000㍍峰では平地と2カ月の時間差があり、雪と紅葉の取り合わせもある。

 天気に恵まれて松永さんは大満足のようだった。しかし晩秋になると、天気が雨から雪に変わる場合も多い。気流子もかつて山で冷たい雨に打たれたことが幾度もあった。テレビ番組では山の美しさに焦点を当てて映像を作るが、荒れた様子も山のリアルな世界。これも見せてほしいと時々思う。

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