石川県金沢市を最近2度訪れる機会があったが、外国人観光客がさらに増えてきた感がある。外国人でも欧米豪からの客の比率が高いようだ。ある調査では、欧米豪8カ国からの2023年度訪日客の割合では、広島に次ぐ2位だった。
北國新聞社発行の「月刊北國アクタス」9月号が「金沢が選ばれる理由」を特集。金沢には、欧米人好みのサムライ文化や日本食があるが、ではどうやって金沢を知ったか。外国人観光客に直接聞いたところ、多くは「チャットGPT」「TikTok(ティックトック)」などSNSから情報を得ていた。
インバウンド(訪日外国人)需要の高まりの中、地方への誘客が最大の課題になっている。東京―京都・大阪のゴールデンルートに代わる新ゴールデンルートの開拓だ。
政府は北陸や東北海道など全国14地域を集中支援するモデル地域に選定。そんな中で、北陸新幹線の開業も大きな弾みとなり、金沢に滞在・宿泊する観光客が増えている。
金沢と富山県南砺(なんと)市、岐阜県白川村、高山市、長野県松本市の5市村にはミシュラン旅行ガイドの三つ星と紹介された観光地があるが、これらの5市村は「北陸・飛騨・信州3つ星街道観光協議会」に加盟し、連携を深めている。縦の新ルートが着々と育っている。
文化や伝統、そして食においても地方色の豊かな日本。交通の利便性がアップし、地域の連携が深まれば地方誘客は前途洋々だ。あとはSNSをどう活用するかだろう。






