トップコラム珍しくハヤブサを目撃【上昇気流】

珍しくハヤブサを目撃【上昇気流】

最近、これまで見たことのない鳥を目撃した。近づくと目の前に止まっていた鳥が、樹上に移動して、こちらを見下ろしている。

「珍しい鳥に出会った」と思いながら、家で図鑑を見ると、ハヤブサと分かった。ワシやタカの仲間で、猛禽(もうきん)類だとも書いてある。電子辞書とスマートフォンでも確認したが、ハヤブサに間違いはなかった。

ただ、ハヤブサは日本では7種類が見られるとの記述もある。目撃したのがハヤブサのどの種類かまでは分からない。「ハヤブサの仲間」としか言えない。

そう言えば、旧陸軍の戦闘機の愛称「隼(ハヤブサ)」は、鳥のハヤブサから来ている。旧海軍の「ゼロ戦」に次いで5751機も生産されたというのだから、名機だったことは間違いない。

ハヤブサは鷹(たか)狩りで使われることもあった。『日本書紀』にも記述されているという。最近でも、小惑星探査機の「はやぶさ」があったし、東北、北海道新幹線では「はやぶさ」が運行中だ。ハヤブサという音感も含めてなじみ深い鳥なのだが、実際に目撃するケースはそれほど多くはなさそうだ。

ハヤブサの急降下時の速度は時速300㌔以上で、鳥では世界最速。戦闘機の隼には及ばないが、新幹線の速さと同等かそれ以上だ。それにしても、ハヤブサには威厳がある。堂々たる存在感は、普通に見掛ける鳥を超える。そのハヤブサは「危急種」に指定されている。「絶滅危惧種」の一歩手前の段階だ。滅んでほしくない鳥だ。

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