トップコラム北住民も避暑に一苦労 韓国から

北住民も避暑に一苦労 韓国から

地球温暖化に伴う異常高温が今年も韓国を襲っている。ソウルはこのところ最高気温が36~37度まで上がっている。気象庁は最高気温が33度以上の日が2日続いた場合などに「暴炎特報」を発令し、国民に注意を呼び掛けているが、こう暑いと33度という基準は見直す必要があるかもしれない。でなければ「暴炎」という表現よりもっと暑さ、危険度が伝わってくるような新語が必要だ。「激炎」や「烈炎」、あるいは「超暴炎」などはどうだろうか、と個人的には思っている。

ところで、韓国ほどの暑さではないが、お隣の北朝鮮も夏の乗り越え方に苦労している。平壌出身の脱北者に聞いてみたところ、数年前に中国からエアコンが大量輸入されたそうだが、地方普及はゼロに近いという。しかも仮にエアコンがあっても電力事情が悪く、十分に家の中を冷やせないとか。渓谷に出掛けて涼を取ろうにも、移動の制限があってそれもできない。夜、暑くて眠れない時は、水に浸したタオルをおなかの上に置いたまま寝る人も少なくないそうだ。

先月、白浜の美観が有名で北朝鮮有数の海水浴場として知られる南東部・元山に、金正恩総書記肝煎りの一大リゾート施設が完成した。だが、同地を訪れたロシア人記者が体験記で早速こう暴露している。「現地住民の利用者は見掛けなかった」「施設内でたばこを吸ったり、海岸で自転車に乗っている人たちは皆利用客が多いように見せ掛けるサクラだろう」。もし避暑地を求める住民が自由に利用できたら、金氏人気はさぞかし上昇するだろうに…。(U)

spot_img

人気記事

新着記事

TOP記事(全期間)

Google Translate »