
メキシコの伝統的なフルーツ屋台は、古くから国の街角を彩る特徴的な光景になっている。その起源は中米のメキシコ高原からユカタン半島にかけて繁栄した古代メソアメリカ文明にまでさかのぼるという。
メキシコ料理といえばアボカドディップを使ったワカモーレや煮込んだ肉などを薄く焼いたパンのトルティーヤに乗せたタコスなどが有名だが、メキシコの食を語る上でトロピカルフルーツは欠かせない。チリパウダー、ライムやレモンをかけて食べることが多く日本ではなかなか味わえない。
果物を切り分けて提供する屋台にはマンゴー、リンゴ、スイカ、パイナップル、パパイヤ、バナナなど、季節のフルーツが並んでいる。
これらの屋台は、道端に設置され、フルーツを小さくカットして使い捨てのプラスチック容器(0・5㌔または1㌔)に詰めて販売している。さらに、辛味のあるソースや甘いトッピングなど、好みに応じてフルーツをカスタマイズできるのも魅力だ。
これらの屋台の注目すべき点は、手頃な価格で新鮮なフルーツを楽しめること。価格は約1・5㌦(約230円)ほどで、健康的なフルーツを誰でも気軽に楽しめるようになっている。
日本では全くみられない光景だが、メキシコでは普通の人たちがフルーツを食べやすく切って販売している光景があちこちで見られる。
屋台はメキシコの人たちにとってなくてはならない食文化の一つだ。(O)






