トップコラム【上昇気流】ゴルフ外交へ備えありや?

【上昇気流】ゴルフ外交へ備えありや?

韓国の尹錫悦大統領がトランプ次期米大統領との対面に備え、10年ぶりにゴルフの練習を始めたという。韓国紙セゲイルボの朱春烈論説委員は論説記事で、尹氏の実力は90打のレベルと紹介し、ゴルフ外交による米韓蜜月を期待する。

朱氏も触れているが、尹氏がゴルフ外交に備えるのは、トランプ前政権時に安倍晋三首相(当時)がゴルフを通して、主要国首脳の中で最も親密な関係をトランプ氏と築いたことが念頭にあると思われる。2人のゴルフでは2019年5月の国賓来日の時が思い出される。あの時既に5回目を数えていた。

一方、石破茂首相はトランプ氏にどのように向き合っていこうとしているのか。初の電話会談を行った後、記者団に「非常にフレンドリーな感じがした」などと述べたが、会談時間は通訳も交えたったの5分。

安倍氏の時は約20分間だった。今回、尹氏は約12分間で、あいさつだけでなく少し踏み込んだ話もしている。

石破首相については、トランプ氏の方にも、かつて日米蜜月時代を築いた安倍氏に批判的な姿勢を取り続けてきたという情報も届いているだろう。会談時間の短さは、そんなことも影響しているのかもしれない。

石破首相は高校時代ゴルフ部に所属し、腕前はかなりのものと言われるが、10年以上クラブを握っていないようだ。安倍氏の真似(まね)はしたくないという思いもあるかもしれない。しかし、国益のためには何でもやる姿勢は必要だろう。

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