夏を乗り切る沖縄フード

ゴーヤチャンプルー

本州に先駆け梅雨が明けた沖縄では連日、30度以上の真夏日が続いている。容赦ない強い日差しと湿気による蒸し暑さから、沖縄気象台は県民や観光客に向け熱中症予防を呼び掛けている。

これからの季節は、気温の高い室外と冷房の利いた室内との温度差によって自律神経が乱れる、いわゆる「夏バテ」も起こりやすくなってくる。そんな夏バテに効く沖縄特有の食品を幾つか紹介したい。

まず外せないのがゴーヤーだ。沖縄の夏の食材の代表格であるゴーヤーは「夏野菜の王様」とも呼ばれている。暑さや紫外線によるダメージに効果的なビタミンCが豊富に含まれており、独特の苦味成分であるモモルデシンには胃腸の状態を整え、食欲増進効果があるため、食欲の落ちやすい夏場にはぴったりだ。

次は島オクラだ。ゴーヤーと並ぶ夏の沖縄を代表する野菜の一つで、独特のねばねばには豊富な食物繊維が含まれ、強い整腸作用で便秘を防ぐ効果がある。またコレステロールを排出する作用もあり、免疫力も高める万能な食品だ。

飲料分野で欠かせないのはシークヮーサーだ。沖縄本島北部のやんばる(山原)地域が主な原産の柑橘(かんきつ)類の一種で、独特の酸味がクセになる。シークヮーサーには血糖値と血圧の上昇を抑制するノビレチンや、抗酸化作用や抗がん作用が期待されるタンゲレチンが多く含まれており、定番の夏バテ食材の一つといえる。県内ではさまざまな加工飲料として販売されており、近年人気が高まっている。また、そのまま絞って料理に加え、アクセントを足す楽しみ方もおすすめだ。

このほか、ミネラル豊富なナーベーラー(ヘチマ)や、鉄分が豊富なフーチバー(ヨモギ)なども夏バテに効果的な沖縄野菜だとされている。

(K)

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