ムエタイ留学の特典 タイから

観光振興の一環として、タイ政府は国技であるムエタイを学ぶためのビザを出すようになった。

このビザはタイのムエタイジムに入学し、週に最低20時間のムエタイのトレーニングを受けることを条件に、1年間の滞在が許可される。

ムエタイビザには二つのおまけが付いている。一つは労働許可が付いていることで、留学のような他のEDビザには労働許可は下りない。

二つ目は英語やタイ語の語学学習が可能であることだ。ジムでのトレーナーとの会話はタイ語か英語となる。また、同じジムには多くの欧米人がいてコミュニケーションする中で自然と英語力や外国語習得のチャンスがある。

関連ビジネスを合計するとタイの国際総生産(GDP)の3割をたたき出しているとされる観光産業だが、昨年の外国人旅行者は2800万人にすぎず、コロナ前の4000万人に比べると、まだ7割程度の回復でしかない。

そこで観光振興を図るため、タイ政府はムエタイビザなど体験型ツーリズムを伸ばそうと動きだしている。

ムエタイは多くの技を学ぶ必要があり、滞在日数も長くなりがち。その分、宿泊や飲食などの消費も伸びることが期待できるというわけだ。

さらにタイ政府試算によるとムエタイ市場規模は実に5000億円。試合の興行費だけでなく、関連グッズとして選手が試合で身に着けるグローブやムエタイパンツなどの販売収入などがある。それに意外と人気があるのが、お守りだ。(T)

spot_img
Google Translate »