厳粛に祝う独立記念日 イスラエルから

イスラエルは、14日(ユダヤ暦イヤル月5日)に独立記念日(ヨム・ハアツマウート)を祝った。1948年に国家として独立を宣言してから、今年で76年目を迎えた。

前日は戦没者追悼記念日であり、昼11時には、イスラエル中でサイレンが2分間にわたって鳴り響く。歩いている人は立ち止まり、高速道路を走る車やバスも停車し、車から出てその場で黙祷(もくとう)をささげた。

エルサレムでの戦没者追悼記念日式典では、国民の模範となる人たちが選ばれ、12本のたいまつに火を灯(とも)す。今回は昨年10月7日のテロ組織ハマスによるイスラエル襲撃に関連して、英雄的行動を取った市民など44人が火を灯した。

式典は日没とともに独立記念日へと移行するが、例年と異なり、華やかなダンスや打ち上げ花火などもなく、厳粛な雰囲気で行われた。多くの地方自治体も記念コンサートなどで厳粛に祝った。テルアビブでは人質の解放を求めるデモ集会も厳粛に行われた。

イスラエルが人質奪還とハマス壊滅のため攻撃を始めてから7カ月が経過したが、人質約130人は今もガザ地区で拘束されている。民間人や兵士の犠牲者が後を絶たない。

イスラエルでは独立記念日といえばバーベキューがお決まりだ。家族や友人が集い、公園や庭で、肉の串刺し(シシリク)や挽(ひ)き肉の団子(カバブ)を炭火で焼いて食べる。それは戦争中であっても変わらない。

一方わが家では、厳粛な雰囲気で普通に食事した。(M)

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