
先日、わが家の家計支出状況を確認するために、クレジットカードの使用記録を調べたのだが、これまで一度も使ったことのない、聞き慣れない名前の会社が1件あった。それとなく妻に聞いてみたが、「そんな店で購入した覚えはない」とのこと。「もしかすると不正使用か何かだろうか?」とも思い、それ以上、聞くことをやめた。
その後、しばらくして妻が、「分かった、長女への未来のプレゼントと思って買った金のネックレスだわ!」と興奮気味に話してきた。「何よりもオシャレだし、最近、金の価格も上がってきていると聞いているし!」とのことで、まずは、カードの不正使用ではないと分かり一安心した。
さて、ネパールでは、16日に金の国内市場で新記録を樹立した。ネパール金銀商協会連合の発表によると、1トーラ(11・66㌘)当たり13万9200ルピー(1㌘当たりに換算すると約1万3800円)で取引されたという。同様に日本においても同日、国内の金小売価格の指標ともなっている地金大手の田中貴金属工業が、金の店頭販売価格を1㌘当たり1万3063円に設定し、過去最高値を更新した。
今回は、長女のためのネックレスということであったが、未来への投資として値千金のホームランとはいかずとも、オシャレと相まってのヒット資産になるかもしれない。(T)