【上昇気流】(2024年3月28日)

タラの芽

東京都三鷹市に三鷹緑化センターがある。隣が広々とした農業公園で、野菜栽培の講習会などが行われる所。緑化センターでは、地元で栽培している野菜や植木、花卉(かき)類などが販売されている。

人気のある商品はフキノトウだ。昼ごろ行ってみたら売り切れていた。これは農家の路地でも販売しているが、やはりすぐ売り切れる。もう一つ、このセンターで面白いものを見つけた。タラの芽だ。

食べる芽の部分ではなく、栽培用の苗で、1株500円。2月から4月にかけてが植える時期で、翌年4月から収穫ができると説明書に記してあった。タラの芽はスーパーでも天麩羅(てんぷら)として販売されている。

しかし、料理してから時間が経(た)っているので、美味(おい)しさは少し落ちる。自分の家の庭や鉢に植えておいて、食べたい時に摘んで料理するというのが最高。地元の農家で、タラの芽を栽培している畑を見たことがある。

今はまだ裸の木で、芽が出ていない。時期が過ぎて6月ごろになると、葉がジャングルのように繁茂してくる。摘み取る量を決めているのだ。芽が全てむしられると、枯れてしまうからだ。

タラの芽は山野を歩いても見当たらなくなってしまった。山野にはなくなって野菜化してしまったのではないのだろうか。ここで見つけたもう一つの山菜が、ギョウジャニンニクだ。苗が売られていて、これも栽培用。山菜は環境を選ぶが、夏に気温が高い東京で栽培が可能なのだろうか。

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