【上昇気流】(2024年2月24日)

「重要な決定を遅らせる方法があれば、有能な官僚は必ずそれを見つける」という言葉。何かの目的で何かを遅らせる方法は必ずあるだろう。有能な官僚であれ会社員であれ、遅延させることぐらいはできそうだ。

「どんなに単純な問題でも、しかるべき回数の会議を経ると、解決不可能になる」というのも、意味のない議論を続けることのバカバカしさを教えてくれる。くだらぬ議論をいつまでもしていれば、紛糾するに決まっている。「会議は踊る」という歴史的事例もあった。

「最も重要な情報とは誰が何を知っているかだ」というのも、情報の重要さを示すまっとうな認識だ。「誰が正しいかではなく、誰が権限を掌握しているかが問題だ」というのは、永田町を含むあらゆる政治の場面で働く現実を端的に語った言葉だ。

以上は30年前ベストセラーになった『マーフィーの法則』(アスキー出版局)の中の言葉だ。全編、「人間の真実」に迫っている。

「まえがき」を読むと「よく似た例が多数存在した」とある。古今東西、人間にはどこかで「法則性」が働いているのだろう。

「あなたの身に何が起ころうとも、あなたの知り合いがすでに体験したこと」という言葉。そんなことを言われても「自分にとっては初めてのことなのでびっくりしていることに変わりはない」との言い分もありそうだが、「よくある話」という意味で受け止めれば「びっくり」の度合いも少しは軽くなりそうだ。

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