
こちらのベテラン男優が日本人の一般女性と結婚した話が最近テレビで放映され、話題を呼んでいる。男優は40代半ば、女性は20代後半のいわゆる「年の差婚」で、男優が番組収録で日本の大手玩具メーカーを訪問した際、案内係として出てきた彼女に一目惚(ぼ)れしたのが最初の出会いだったそうだ。その後、男優は足しげく、時には1週間に1度のペースで日本を訪れては女性に会いに行き、その熱意に押される形でゴールインしたという。
男優が新型コロナウイルスにかかって自宅に2週間隔離になった時は、女性が朝昼晩の食事を運んで世話をした。女性もその間にコロナにかかってしまったが、そんなことはおくびにも出さず、平然とした顔で世話を続けていたことが後で分かった。そのけなげさ、献身的な姿に男優は感動したそうだ。「韓国女性とは違う面」を垣間見たのかもしれない。視聴者からは「自分も日本人女性と結婚したい」という声が多数寄せられたという。
ただ、日韓カップルの場合、精神文化の違いがどうしても付きまとうものだ。例えば、日本人特有の「本音と建前」に韓国人は戸惑うし、韓国人の変わり身の早さや親戚や知人などとの近過ぎる人間関係などに日本人は気疲れすることがよくある。それでもこうした違いを、たくましく乗り越えるカップルが多いのもまた事実だ。
お二人には20年後、30年後に再び円熟した日韓夫婦としてテレビ出演してもらいたい。(U)