
イスラエルの新年はユダヤ暦で9月ごろに迎えるので、大晦日((おおみそか)や元日は平日通りだ。
「メリークリスマス」や「ハッピーニューイヤー」など新年の挨拶(あいさつ)を携帯のショートメッセージでもらったり送ったりするが、戦争の最中に迎えた年末はそれもなく寂しく過ごしていた。
そんな中、小学校の先生をしているユダヤ人の友人から声が掛かった。クラスの生徒たちに日本語で名前の書き方を教えてくれないかという。巻き寿司も作るというが、今回は何も準備しなくてよいということだった。
実は、数年前もこのような日本文化プロジェクトをその先生と行っていた。その時は折り紙や、巻き寿司に必要な全ての材料を準備し、娘2人にも手伝ってもらった。
小学校に行ってみると、3年生のクラスで生徒が30人。先生がホワイトボードに生徒たちの名前をヘブライ語で書き、その横にカタカナで書いた。生徒たちのノートを見ると、思ったよりきれいに書けていた。「日本、すし、ラーメン」などリクエストに応じて教えると、喜んで書いていた。
次は巻き寿司の時間だ。中に入れる具材、巻き簾(す)、割り箸などは生徒がそれぞれ持参していた。作り方のビデオを見た後、生徒はキュウリやアボカド、ニンジンを切った。世話役のお母さんたちがノリと寿司飯を準備し、生徒に巻き方を教えていた。お母さんたちはとても上手で、普段からよく家で作っていることがうかがえた。(M)





