露軍傭兵と英陸軍グルカ兵 ネパールから

11日、ネパールのダハル首相は、約200人のネパール人がロシア軍に入隊しており、ウクライナ軍事侵攻に従軍した6人が既に死亡したことを明らかにした。ネパールはロシアに対し、ネパール人を軍に採用せず、入隊者も送り返すよう要請している。

だが、国内産業の乏しさもあり、雇用を国外に求める人も多く、ロシアにも観光や就学のビザで入国した者が、報酬やロシア国籍を得ることを目的としてロシア軍に入隊しているとみられている。

さて、極東の日本で先月、4回目の日英合同訓練が行われた。英軍からは、陸軍でネパールの山岳民族出身者のグルカ兵によって編成されている第1王立グルカライフル大隊が主力として参加した。ちなみに日本側は、陸上自衛隊の第1空挺団が主力として参加した。

日英における最精強とも言われる部隊同士の非常に有意義な訓練によって、日英間の絆が深まったことは容易に想像できる。ここにネパール出身のグルカ兵が関わっているのは見落とせない。

英陸軍のグルカ旅団は、2015年に編成200年という節目を折り返しており、近代軍事史に記録される存在だ。太平洋戦争では、ビルマ戦線などで日本陸軍とも戦ったが、今やかけがえのないパートナーの一部である。

それを思うと、片やロシアの傭兵(ようへい)としてウクライナと戦っていることに複雑な気分だ。世界各地で戦争が起こっているが、一日も早い平和を願ってやまない。(T)

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