進化する無人コンビニ 韓国から

韓国でもすっかり定着した感のあるコンビニ。その歴史は1980年代初めにさかのぼるが、本格的に普及し始めたのは90年代のあるテレビドラマがきっかけだったといわれる。ドラマには当時のトップスターがカップル役で出演し、コンビニでカップラーメンとのり巻きを食べるシーンが出てきた。大企業が参入と撤退を繰り返し、現在はGS25、セブンイレブン、CU(旧ファミリーマート)、eマート24の主要4社がひしめき合っている。

そのコンビニでここ数年進んでいるのが無人化だ。まずクレジットカードなどで本人確認をしてから入店。購入する品物を持ってセルフレジへ行き、それぞれのバーコードを機械に読ませた後、支払い方法を選択して会計すれば終わりだ。国が最低賃金を引き上げたことで、人件費削減のため無人化する店舗が増えた。昼間は有人、夜間は無人という「ハイブリッド店」や米大手アマゾンに倣い、レジのない「完全スマート店」も登場した。

無数のカメラと陳列棚の重量測定器でどの顧客がどの品物を幾つ購入したかを瞬時に把握し、利用客は購入品を手にしてそのまま店を出ることができるという仕組みだ。ただし、一度手にした品物を別の陳列棚に置いたりすると、購入したものとみなされてしまうという。そういえば、途中で気が変わって買い物かごの中の品物を元の場所に戻さない客を何度か見掛けた。スマート店とはいえ、ちょっぴり韓国仕様なところもある。(U)

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