トップコラム過酷なご当地マラソン ネパールから

過酷なご当地マラソン ネパールから

ネパールの首都カトマンズにおいて、第15回となるカトマンズマラソンがこのほど実施された。ネパールで最大規模を誇るマラソン大会で、42・195㌔㍍のフルマラソンに加えて、21・097㌔㍍のハーフマラソン、学校、マスターズ、オープン参加対象の5㌔㍍走、車いす参加対象の3㌔㍍走、同じく家庭参加対象の3㌔㍍走があり、それぞれのカテゴリーで競技が行われた。

ちなみにフルマラソンの部では、トリブバン・アーミー・クラブの選手であるホムラル・シュレスタ氏が2時間30分25秒で完走して第1位を獲得。シュレスタ氏は3年前の第12回レースでも第1位を獲得しており、今回、2回目の第1位獲得となった。

さて、ネパールには通常のマラソンだけではなく、ネパールならではというべきマラソンも存在する。それが「エベレストマラソン」である。

このマラソンは、その名の通り、エベレストのベースキャンプ(標高5364㍍)を出発し、ナムチェバザール(同3446㍍)までの42・195㌔㍍を走破するという、とてつもなく過酷なマラソンとされている。

加えて超高地という条件の過酷さの二重苦であるにもかかわらず、それを乗り越えるランナーの方々には敬服である。わが家の妻と娘の二重板挟みに四苦八苦している自分を重ねるとあまりの違いに苦笑してしまった。(T)

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