
最近は、アマゾンなどネット通販を利用することが多くなったが、返品をすることも何度か出てきた。
最初は子供用の玩具のライトが付かなかったことがきっかけで、アマゾンで一度返品してみたら、容易にできることが分かった。ウェブサイトで簡単な手続きをした後、アマゾン傘下のスーパーに持っていき、スマートフォンの画面を見せ、QRコードをスキャンしてもらうだけだった。こちらの主張を疑うこともなく、あっさり対応してくれたことには、少し拍子抜けした。
表紙の折れた本が届いた時も、返品の申請をしたが、価格が安かったためか、返品は不要で新しい本が送られてきた。
気軽に返品できると気づいたことで、これまで店舗で買っていた靴も、先日アマゾンで購入してみた。オンラインで購入すると試着できない代わりに、自分に合う靴が見つかるまで繰り返し返品ができるからだ。
こうした便利さもあって、オンライン通販の返品率は近年、増加している。一方で、これだけ寛大であれば、当然これを悪用する者もいる。
全米小売業協会(NRF)によると、昨年はオンライン購入の16・5%が返品され、その額は2120億ドルに上った。そのうちの約11%(228億ドル)が不正な返品だった。
こうした不正には、高価な服をいったん購入しパーティーなどで着た後に返品する、ある業者から商品を安く購入し、同じ商品を高く販売している別の業者に返品する、などという例がある。
こうした悪質な利用者が増えれば、返品のルールももう少し厳格なものになるかもしれない。一利用者としては、この便利な制度がこれからも続いていくことを願っている。(Y)





